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ゆりこのダブダブ道

yurikodub.exblog.jp

野菜魔女たちの百万遍

#NOWPLAYING NEGUS ROOTS からの7'は、再発でなく未発表音源。タフな女性Voもので、Riddimは「None A Jah Jah Children No Cry」。




京都はちょっとよりたいとこ。
左京区は魔女があつまる町。



大阪へ寄ったら、次は京都へ向かうのがお約束。
大好きな友だち・マーリンと「ぎゃはは!」なるべく、京阪に飛び乗ります。

降り立つのは、Spactatorでも取りあげられていた、小商いの町・百万遍〜出町柳。いつも彼女は、「おいしいで」と1畳分ほどのベーグル屋さんへ連れてくれたり、「この先がにょきにょきっている八百屋やねん」「ここのファラフェルはええで」と、興味深いお店を教えてくれます。
小さな間口で、めいめい好き勝手に、しれっと商ってる。払ったお金がどの仕入れ先に流れて、どう使われてるか、店主の人となりでわかっちゃう。
実はとても明快で気持ちいいこと。
お金とものを交換しているだけじゃないみたい。


このあたりは、菜食料理屋さんが多いことでも知られています。
文化を求めて外国人が住みつくから、まつり世代の大人が集うから、おばんざいカルチャーは元来そういうものだから。諸説諸々ですが、植物性のもの食う人々が暮らしやすい町なのは確かのよう。


今回顔をだした、間違いない料理店をふたつ紹介させてもらおうじゃないか!
どちらもとびきりの魔女が腕をふるう、肉食も菜食も関係なくおいしいお店です。


ひとつめは 菜食庵Padma
まつりピープルが集まる京都芸大前のVillage で昼の部を担当していたひーちゃんが、百万遍のランドマーク的酒場「村屋」のならびに新店をオープンさせました。
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町家というか長屋のような佇まい。ひかえめながら、ディテールに愛らしさが散りばめられてる♪
夜はコースかアラカルト。酒はカヴァやビオワインなども揃います。店主の呑んべえぶりがわかるわな(笑)。
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「トマトより美味ぃ」ってなるトマトの寒天寄せ。味噌も↑▲↑。
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今回はカオソーイにしてみたよ。豆乳と生醤油だけで、なぜかタイ風魅!いい醤油には、魚醤みたいな風味があるんだって。ひらたい米麺はほうとうみたい。
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この人の作る「平和的ごはん」は、菜食だどうだとこだわるものではありません。野菜や穀物や乾物、いい調味料の可能性を楽しんでいるだけのようです。味も食感もぼや〜っとしたところがなく、くっきり。パンチがあるよ!

Padma へ来たら、何品も食べれるプレートやお弁当が○。揚げものもふんだんに盛られ、誰もが「世は満足じゃ」って気分になれます。
色も形も異なる器たちが、まああるいお盆に収まって○ 旬やさまざなま調理法がワイガヤとひしめきあいつつ、お腹の中で調和○。まさに平和的◎。
つぎはやっぱプレートにしよう!!!



ふたつめは、Padma ともご近所の
Sunny Place

RAS KUSH の奥さん・ゆうみさんがお母さんから受け継いで切り盛りしている、無化調&100%ヴィーガンの定食屋さんです。(ヴィーガンは、乳製品や卵、脂、だしなども含めて動物性のものを摂らない主義)これまでは北山にあったのですが、出町柳に移転してきたのだそう。
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靴をぬいで板の間のカウンター席にあがる、土禁スタイリーが落ち着きます。おばあちゃんちに顔出したら、ご飯出てきた的な。ランチのみの営業です。

ソイミート(?)のカツ定食♡ いつも数種類のおかずがカウンターに用意され、つけあわせは選べるスタイル。
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ソイミートの唐揚げや、各種サンドイッチなども揃います。マーリンは、なんかの野菜とスパイスのアイスクリームがヤバいて言うてたな。売り切れ御免!

母上はヴィーガン、旦那はラスタ、8人のお子さんたちも自然と菜食ながら、めっちゃワンパク。ゆうみさんの料理は、老若男女が美味しく食べつけられるのに、コアがどっしりしています。夏休みだったので、なんやで会った子どもたちも登場したりして、すっかり寛いでしまいました!
いつかこのお店で、アイタルフード(ラスタの菜食料理)も食べてみたいです♡




食べるものと、食事という行為のクオリティが、わたしたちの思考や体調に作用する。意義なし!
この社会においては、消費行動という意思表示になります。
さらにいうなら、食事は文化であり風俗でもあります。
もっと俯瞰してみれば、生態系の営みの一端ともいえるはずです。
たしかに、出まわるこのお肉の量はちょっと異常です。
現代っ子たちの体型を見れば、もはや懐古主義かもしれないけど、日本人にはやはり、豆と※と魚が似あいます。


個人的には、食事に思想はいらないと思うんです。そのときテーブルを囲む人たちと、ベストにおいしくありがたくいただく。四つ足だろうが草だろうが、同じでは?

肉食もまた食文化。畜産にも屠畜にもそれぞれの歴史と事情があり、クラフトマンシップや想いもあるはず。もし理由が「殺すのがかわいそうだから」というだけだったら、ちょっと稚拙かな。



イラストルポライター・内澤旬子さんによる、世界の屠畜ルポはおもしろ読みもの。
もし肉を食べることについて考えはじめたら、手にとってみる価値ある1冊だと思います。
お祭りの日に一家総出で羊をつぶすような中東の風景から、インドの闇肉市場、アメリカのマンモス工場まで。もちろん品川の屠畜場や関連業者、畜産家などへの取材も敢行。
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食べるために豚を自ら飼育し、実際解体まで立ち会ってから食べたルポ!この人の“肉食”への対峙しかた、フラットな感性はおもしろい!Spactator 最新号にも登場しているよ!
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肉を食べる人をさげすむのも、食べない人を面倒くさがるのも、どっちも嫌い。
ベジタリアンでもヴィーガンでもラスタでもお坊さんでも何でもいーじゃない。
世界は多様性だい!




あたしはちょっと〜〜〜、一定以上いただくとPPがアンストッパブルなので〜〜〜、全体の20%程度でバランスとってる感じが気持ちいい。牛、豚、鶏というより、量が決め手です。野菜ばっか食べてるほうが断ぜん身体軽いいです。砂糖を減らすともっともっと調子アガります。シャンプー止めたら生理痛が減って、天パが炸裂してます!が、なにか!!!KULU KULU だーーい!



I went to Osaka and Kyoto from Gifu.
In this time,I introduce two vegetarian restraints in HYAKU_MAN_BEN area.
One of my best friend Marlyn took me theres!! Thanks!
Both are pretty tasty restraint by woman chef! Sunny Place's owner is wife of Ras Kush.
I wanna go and eat right now!!!
by littleyu_like_mad | 2013-08-30 15:51 | FOODS♡おいしいもの
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